お問い合わせ
TOP > お問い合わせ

人口減少時代の優良人財とは?

人手不足と世間は今騒がれております。
日本国は歴史上経験したことがない「人口減少」が既に始まっています。

「人手不足」という言葉は、30年前までの「人口増加」の時代の言葉であり、
すでに始まっている「人口減少」という経済状況の中では、適切な日本語ではないと考えます。

経済全てにおいて縮小されているわけですから、会社の人員体制も少しずつ減少させていくのが通常の考え方です。
存続・継続しなければならない使命がある会社は、「少数精鋭」で経営していくしかないというのが結論です。

しかし、人間は必ず老齢化していきます。
平均年齢40歳の会社は、若い社員を採用しないと、10年後には、平均年齢50歳になります。

企業において平均年齢は、企業体力そのものです。
10年後を考えて、少しずつでも、若い人財を採用しなければなりません。

そこで重要なポイントは、優良人財の採用です。
優良人財とは、学歴や資格ではありません。
企業が求める、企業が欲しいタイプの人財です。

そこを妥協して採用してしまう、または欲しい人財が明確ではない会社が多いと感じます。
高学歴・資格取得者は優秀とは限りません。
その企業が求める人財が優良人財です。
企業が欲しい人財が明確であれば明確であるほど、入社後の教育が明確になります。
採用に完璧は無いと言われますが、現在日本国内で業績が高い企業は、
必ずこの「優良人財」の採用という基本的な原則を実行しています。

少子化の時代ですが、まだまだ日本国内に若者は存在しています。
ならばその若者の中から、各企業が求める「優良人財」をどのように発掘するか?
企業が10年後に生き残る重要なポイントです。

令和7年7月1日 水谷英二の経営者に一言
今月のテーマは、「人口減少時代の優良人財とは?」でした。