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会社組織が機能するために

「デジタル一元化」「生産性向上」という言葉が、日本中で流行り始めて久しくなります。
何かする時、目的が無いと会社組織は機能しません。

会社組織の機能とは、「良い結果」を創り出していくことです。
「良い結果」とは、
会社全体の「利益」
会社全体の「生産性」
会社全体の「人財育成」
であると考えます。

デジタル一元化は生産性を向上させることが目的で、デジタル一元化の為に社内稟議に時間がかかるようでは、本末転倒です。
しかし、情報報洩や社内規則に反するという問題は「悪い結果」を招きます。

ここで大事なことは、決断のスピードです。
そして失敗を怖がらず、少しでも「前進」することです。
パナソニック(旧松下電機産業)の創業者故松下幸之助氏は、この「前進」という書を自ら書かれて、自分自身を戒めていたと言われています。

生産性をあげるために、会社組織(各担当業務)を分業化することが行われますが、
分業する際には、各業務全体を把握・状況判断をし、「早い決断」をする上長が必要です。

会社組織に「役職」が存在するならば、役職ごとに「明確な役割」が存在しなければなりません。
社内稟議に時間を要するということは、役職者が多すぎるということです。

早い決断そして少しでも日々前進すること、それを担うのが、管理職の役目です。
今、日本中で「部長・課長」の人財育成が急務だと考えます。
決断ができない課長・部長がいると、部下はいつの時代も困ってしまいます。

12月1日 水谷英二の経営者に一言 
今月のテーマは、「会社組織が機能するために」でした。